当法人は「一人ひとりが、かがやき、明るく生きること、全ての人がその人らしく生きることを考え、確かめ合い、当事者の自己決定を支えること」を理念として掲げています。相談支援は法人理念を遂行するために不可欠な手段と考えています。
相談支援に関しては常にその人らしさを考え、地域生活がよりよく継続、展開できるよう支援の輪を広げ、相談者を支えるチーム作りを行います。
当事業所は指定特定相談支援事業所として平成25年12月に開所しました。開所当初は担当地域を事業所近隣に定めていましたが、昨年度から生きづらさゆえに、触法行為に及んでしまった方の相談が他市町村からも入り担当地域を拡大し、行政とともにその支援に取り組んできました。
高齢化が進む中で当事者、家族の高齢化に伴い出来る限り住み慣れた環境で生活できるよう、介護支援専門員や地域包括支援センターと連携を図っています。また独居の方や家族の機能が低下している当事者の方には、地域包括支援センターに関わりを求めたり成年後見人制度の申請のお手伝いも行っています。昨年度から特別支援学校とも連携を図り、サービス利用が適正なものであるかどうかを協議しながら計画作成してきました。